第12回リレーセミナー 開催報告

四方幸子夫さん(キュレーター、美術評論家連盟会長)の講演

「水、そしてアート:コモンズの視点から」



「水が生命の源、地球の70%は水でできている」・・・・講演は四方さんのこの言葉から始まる。あらためて四方さんからこの話を聞くと、わかっていたつもりの事実が重さと意味をもってくる。水辺を活かすのではなく、水を生かすのだと四方さんはいつもおっしゃっていた。

そして、「オープン・ウォーター ~水(※)開く2018~」の活動が語られる。水脈が果たした東京の発展の歴史への影響を確認しながら、水のもつ可能性をアートの想像力から掘り起こし、水都東京の復権を図ろうとするプロジェクトである。

講演中に語られたアート作品のすべてが、「今あるもの、かつてあったものや場所を生かす」という発想によって貫かれているようにみえた。そして、セミナー後の交流会では、普段の交流会とだいぶ雰囲気が異なり、アーティストやアート関係者が多く、新鮮だった。水辺について語る際にも、川や湖をあたかも生き物のようにとらえ、「水の側」を主語にしたクリエイティブな会話で盛り上がった。

水辺の活性化には、専門分野も立場も年齢も異なる多様な人が集まると楽しい。水を中心において、それぞれの得意を活かして、地域やエリアの実情と課題に合わせて水辺を活性化していきたいと思います。


閲覧数:18回0件のコメント